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ウォラストナイト(珪灰石)

ウォラストナイト(和名:珪灰石、英名:Wollastonite)は白色の針状、塊状をなして産出される天然鉱石です。ウォラストナイトは、主にタイル、陶磁器等のセラミックス原料として利用され、その後、建材関係に幅広く使用されるようになりました。 今日では、その針状の形状をより活かした製品が開発され、樹脂のフィラーとしての用途が広がり、グラスファイバー代替としても評価されております。当社では、用途・特性に合わせて幅広い粒度の短針状・長針状の2タイプの製品をご用意しております。また、アミノシランなどでカップリング処理を行なった製品も生産しております。

用途

  • 樹脂・塗料用フィラー
  • ゴム用フィラー
  • 一般陶磁器原料

製品の特徴

長針状 SH(樹脂充填材用途)

  • 寸法安定性の向上
  • 引張り・曲げ強度の向上

針状形状をしているため、引張・曲げ強度が向上します。
線膨張係数を抑え、寸法安定性が向上します。表面特性(外観)が向上します。
表面特性は、粒径が細かいほど効果が大きくなります。

Grade 平均径
SH-400 21.1μm
SH-600 10.3μm
SH-800 7.7μm
SH-1250 5.3μm
SH-1800 3.3μm

短針状 FPW(塗料充填材用途)

  • 表面平滑性の保持
  • コンパウンドが容易

高白色度であるため、白色顔料を減らすことができます。
塗膜の強度を向上させることができます。
ダレ止め・クラック防止が可能となります。
セラミックス釉薬、摩擦材原料、接着剤などにも使用が可能です。

Grade 平均径
FPW#150 15.5μm
FPW#350 9.5μm
FPW#400 8.2μm
FPW#800 4.2μm
KTK(#5000) 2.5μm
  • 短針状珪灰石 FPW#150
    短針状珪灰石 FPW#150
  • 短針状珪灰石 KTK
    短針状珪灰石 KTK
  • 長針状珪灰石 SH-800
    長針状珪灰石 SH-800

物性一覧

真比重 2.9~3.0
溶融点 1,450~1,540℃
SiO2 46~54%
CaO 43~50%

アスペクト比

短針状珪灰石 3~6(参考値)
長針状珪灰石 10~20(参考値)

表面処理グレード : シランカップリング

当社では表面処理設備を有しており、自社で表面処理加工を行っております。
処理剤や種類や量を任意に変えることができ、ラボ機による少量試作とサンプル提供を致します。

シランカップリング剤は1分子中に無機フィラーと結合できる加水分解基とポリマーとの結合できる有機官能基を持つ化合物であり、無機フィラーとポリマーの両者を強固に結びつけることができます。

表面改質

ポリマーとの反応性や相溶性をもつ官能基が外側に配向します。これらの官能基とポリマーとの化学結合や親和力により密着性が向上し複合材料の引っ張り強度や耐衝撃性などが向上します。ポリマーとの相性が良好となり、均一な分散、粘度低下により作業性も向上し、高充填が可能になります。

接着性の向上

ガラスや金属などの無機表面と接着剤や塗料の有機物との界面に存在するシランカップリング剤が両者を取り持つ接着助剤の役割を果たします。同時に耐久性、耐熱性、対候性などが向上します。