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ウォラストナイト

ウォラストナイトの特徴

樹脂充填材用途

  • 針状形状をしているため、引張・曲げ強度が向上します。
  • 線膨張係数を抑え、寸法安定性が向上します。
  • 表面特性(外観)が向上します。これは粒径が細かいほど、効果が大きくなります。

塗料充填材用途

  • 高白色度であるため、白色顔料を減らすことができます。
  • 塗膜の強度を向上させることができます。
  • ダレ止め・クラック防止が可能となります。

セラミックス釉薬、摩擦材原料、接着剤 などにも使用が可能です。

ウォラストナイト概要

ウォラストナイト(和名:珪灰石、英名:Wollastonite)は石灰岩と花崗岩の接触部に変成作用を受けた地帯に発達する鉱物で、白色の繊維状、塊状をなして産出される天然鉱石です。
ウォラストナイトは、1950年初頭にアメリカで、主にタイル、陶磁器等のセラミックス原料として利用され、その後、石綿代替として建材関係に幅広く使用されるようになりました。
今日では、その繊維質の形状をより活かした製品が開発され、樹脂のフィラーとしての用途が広がり、グラスファイバー代替としても評価されております。
当社では、用途・特性に合わせて幅広い粒度の短繊維・長繊維の2タイプの製品をご用意しております。

短繊維珪灰石 FPW#5000

長繊維珪灰石 SH-800

当社のウォラストナイト製品

ウォラストナイトの産地は、アメリカ、中国、フィンランド、インドなど世界各地に存在しますが、当社は中国・吉林省の原鉱石を使用しております。
特に長繊維製品はウォラストナイトの中でも特に繊維質の強い鉱石が採掘される鉱区を限定使用することで、高い特性を維持しております。また、アミノシランなどでカップリング処理を行なった製品も生産しております。

ウォラストナイトの安全性

近年、繊維状鉱物の人体に与える影響について取りざたされております。ウォラストナイトも定義上繊維質となる粒子を含んでおりますが、体内に吸収された場合の溶ける速度がアスベストなどと比較して10倍以上早いため、人体の肺組織に与える影響は弱いという実験的疫学調査が発表されております。
WHO癌研究国際機関(IARC)の発表でも人体に対するウォラストナイトの発癌性はグループ3(発癌性があるという確証が無い) に分類されています。アスベストはグループ1(発癌性が強い)に分類されています。

製品基本物性

FPW(短繊維珪灰石、CaO・SiO2

真比重:2.9〜3.0  溶融点:1,450〜1,540℃

成分・粒度・ 規格値 用 途
SiO2 46〜54%
CaO 43〜50%

粒度

#150、#350、#400、#800、#5000 等
※ 各種粒度についてはお問い合わせください。

アスペクト比

3〜6 (参考値)
樹脂・塗料用フィラー
ゴム用フィラー
一般陶磁器原料

※上記 珪灰石(FPW)の表面処理加工も行っています。ご連絡下さい。

SH(長繊維珪灰石)

成分・粒度・ 規格値 用 途
SiO2 46〜54%
CaO 43〜50%

粒度

SH-400、600、800、1250、1800 等
※ 各種粒度についてはお問い合わせください。

アスペクト比

10〜20 (参考値)
樹脂・塗料用フィラー
ゴム用フィラー
自動車摩擦材原料