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アルミ溶解炉用コーティング剤 TIXOBOND27

製品の概要

この商品はアルミ溶解炉用コーティング剤で、アルミ酸化物(通称:オバケ)の侵食を防止する効果があります。アルミ酸化物は溶解炉、保持炉などの煉瓦表面や内部に発生し、炉内面積を占領するばかりか、煉瓦の張り替え時期を早める原因になります。
しかし、TIXOBOND27を塗布することにより、そのような現象を少なくする事ができます。

製品の特徴

アルミ酸化物が耐火物へ侵食するのを防止し、尚且つ成長を抑制する効果があります。結果、炉の寿命を大幅に伸ばすことができます。また炉修の際のハツリ作業も容易になります。
アルミとの濡れ性が悪いため、樋やラドルに塗布した場合には、溶湯の付着が少なくなります。
作業は簡単で、炉の補修後や新炉の耐火物レンガの上に、スプレーもしくは刷毛にて塗布することができます。
不定形耐火物のISOPLAST PH61と併用することにより、より優れた侵食防止効果を発揮します。

写真説明:使用レンガはSK34。レンガに穴をあけて、TIXOBOND27を塗布したレンガと、そのままのレンガを用意し、純アルミを800℃で240時間保持して、レンガの状況を確認した。

写真1:左はTIXOBOND27を塗布、右は塗布せず。TIXOBOND27を塗布したレンガにはアルミの侵食はみらなかった。しかし、何も塗布してないレンガにはアルミが侵食している。

写真2:TIXOBOND27を塗布することにより、アルミがレンガへ侵食せず、簡単に取れる。

c01

c02

物性一覧

最高使用温度 : 1,750℃

平均粒度   : 0~0.1mm

かさ比重   : 2,700㎏/㎥

 

代表用途

アルミ溶解炉の内壁

保持炉内壁

取鍋

ラドル

バブリングシャフト等